Web・アプリ開発が超簡単になる、エクセル感覚で使える「Airtable」

airtable_01 どうも、まさとらん(@0310lan)です!

データベースを活用した「Webアプリ」を制作したい人に朗報です!

SQLなどの専門的な知識不要で、エクセルのような操作感で簡単にデータベースを構築できるWebサービスをご紹介します。

それが、「Airtable」です!
airtable_02 ブラウザ上で簡単に作成でき、作ったデータはJSON形式で取得することも可能になる面白いサービスとなっています。

どうやって使うの?

まずは、どのような使い方ができるのか、ざっくりと見ていきましょう!

サイトにアクセスし、「Sign up now」ボタンから無償のユーザー登録を済ませると、チュートリアル画面が表示されます。
airtable_03 これが意外と良く出来ており、特徴的な機能の説明を動画で分かりやすく解説してくれるので、サクッと確認しておくと良いでしょう。

その後、早速データベースを作成していくのですが、初回のみ「APIキー」を取得する必要があります。


そこで、管理画面から「Account」へ移動します。
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「Generate API key」のリンクをクリックすれば、すぐに「APIキー」が発行されます。
airtable_05 これで準備はOKです!


次に、データベースを作成するため「New Base」をクリックします。
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すると、多彩な「データベースサンプル」が表示されます。
airtable_07 ショップ系、イベント系、ビジネス系、スタートアップ系など、いろいろなシーンで活用できそうなデータベースのテンプレートが選択できるわけです。


ひとまず、今回はショップ系の「レストラン」に関連したデータベースを選ぶことにします。(もちろん、ゼロから作ることも可能…)

テンプレートの詳細が表示されるので、問題無ければ「Use」ボタンをクリックしましょう。
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データベースの「名称」や「アイコンカラー」などもカスタマイズ出来ます。
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設定が終わると、自動的に選択したテンプレートのデータベースが表示されます!
airtable_10 あとは、この「エクセル」みたいな表へ「データ」を入力していくだけで、自分だけのデータベースが簡単に構築できるわけです。


そして面白いのは、ここで作成したデータベース内の「データ」は、すべてJSON形式に変換して外部から取得することが出来るようになっている点です。

つまり、自分のWebサイトやサービスなどで、このデータベースを利用した開発が実現できるというわけですね。


利用方法は簡単で、データベースを開いた状態のまま「画面右上」にある「API docs」をクリックします。
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すると、今開いていたデータベースに最適化された「APIドキュメント」が表示されます。
airtable_12 このドキュメントの右側に記載されているコードを利用するだけで、簡単にデータをJSONで取得できます。


利用する前に、「show API key」にチェックを入れておけば、先ほど取得した「APIキー」をコードに自動挿入してくれるので便利です。
airtable_13 あとは、ドキュメントに書かれているコードをコピペするだけでOK!


例えば、データを全部取得したければ「List all records」の項目に書かれているコードを、コマンドラインへコピペして実行します。
airtable_14 これだけで、全データのJSONを返してくれるようになるのです!


また、データベース内にある任意の項目を削除したければ、「Delete a record」の項目に書かれているコードをコピペすればOK!
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実際に、データベースを確認すると、しっかりと削除されているのが分かります。
airtable_16_1 (「node.js」で実行するサンプルコードも掲載されています)


ちなみに、任意の項目を指定するURLは、データベース内で選択すると表示される末尾のURLを使うことになります。
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まだある、こんな「便利機能」の数々!

「Airtable」は、エクセルのような表計算ソフトのように利用することも可能ですが、基本的にはデータベースなので「多彩なデータ」を扱えるのが特徴となっています。

しかも、扱いたいデータを選択肢から選ぶだけ…という簡単さ。
airtable_17 あとは、シートを追加したり、データを入れ替えたり、フィルタリングしたり…などの基本的な操作も簡単に行えるようになっています。


また、「テキストデータ」だけでなく、画像データも1つのセル内に添付することができ、クラウドストレージ上の画像も利用OKです!
airtable_18 Evernote、Gmail、GitHub、Flickr、facebook、instagram…など、幅広いWebサービスと連携できるので便利です。


さらに、スマホとの連携も可能で、こちらは専用の無料アプリをインストールするだけで、Web版とほぼ同じことが出来るようになっています。
airtable_19 スマホのカメラで撮影した画像を、データベースに保存して活用することも可能です!


もし、データベースを複数人で共同制作したり、チームで共有したければ、相手のメルアドを登録するだけで簡単に実現できるのも特徴的です。

しかも、データベース内でチャットをしながら、データを構築していくことも可能!
airtable_20 権限も設定できるようになっており、「管理者」「閲覧のみ」「編集者」のような区分もできます。

このように、「Airtable」を利用すれば、視覚的にも分かりやすいデータベースを素早く作成でき、JSONデータを活用してWebアプリを開発することも簡単に実現できるわけです!

おまけ

最後に、今回ご紹介したデータベースを活用した「Webサービス」を開発するのに役立つサイトをご紹介しておきます!

【300種を超える人気Webサービス紹介サイト「Startup Stash」という神サービス現る!】
airtable_22 プロトタイプ、プロモーション動画、決済処理、開発環境など、Webサービスを作るうえで必要になる良質なサービスを集めたサイトになっています。

このサイトで紹介されているサービスと「Airtable」を組み合わせれば、短期間で面白いサービスを作ることが出来るようになるかもしれませんね。

まとめ

今回は、「Airtable」のデータをJSONで取得できる点に注目しましたが、普通にそのまま活用しても便利なサービスだと思います。

お店の在庫管理、企業の人員管理、プロジェクトのタスク管理、旅行予約の管理…など、データベースを利用できるシーンは非常に多いです。
そして、このようなデータをサクッと作って、外部のWebサービスと簡単に連携できるのは非常に魅力的です。

ぜひ、みなさんも自分だけのデータベースを活用してみてください!

<参考>
「Airtable」公式サイト


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